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ホテル椿山荘東京

2013年12月11日

時を超え、五感が目覚める東京庭園散策

樹齢約500年の御神木、秩父山系より流れる湧き水にはホタルが生息。室町後期に建立されたといわれる三重塔「圓通閣」。自然の景勝地を活かし、四季折々の木々。この庭と過ごし30年余という庭師の頭領をはじめ、毎日庭師が手入れに励む。

古来より椿が自生する山として知られ、1300年代頃から「つばきやま」として親しまれていた東京・目白台。明治維新を迎え、私財をはたいてこの地を手に入れた長州藩士の政治家・山縣有朋が庭園と邸宅を造り「椿山荘」と名付けた。

築庭には山縣自身が指揮を執り、名庭師であった岩本勝五郎が施工。目白台地の起伏に富んだ地形を利用した林泉回遊式庭園は天然趣味に優れた名園と賞され、明治天皇をはじめ多くの政財界人、文化人が訪れた。その後、戦災により大邸宅や樹木の大半が焼失したが、1948(昭和23)年、藤田興業の創業者である小川栄一の手に渡り、「戦後の荒廃した東京に緑のオアシスを」という思いから1万本あまりを植樹、名園椿山荘の復興に着手した。そして1952(昭和27)年11月11日、ガーデンレストラン「椿山荘」がオープン。以来、緑豊かな美しい庭園の中にある結婚式場として、憧れの場所となった。

その後、椿山荘新館、フォーシーズンズホテル椿山荘 東京を経て、2013年にホテル椿山荘東京が誕生。庭園内には料亭やチャペルを設え、歴史ある庭園の楽しみの幅も広がった。2013年オープンした空中庭園からは庭が一望でき、夏はシャンパンガーデンとしてにぎわった。

ホテル椿山荘東京
HOTEL CHINZANSO TOKYO
住 文京区関口2-10-8
電 03-3943-1111
http://hotel-chinzanso-tokyo.jp

Category: 地域情報, 東京の庭, 東京都