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時代を超えて愛される小さき粋を今に伝える

2014年1月7日

日本文化の特徴のひとつに“小型化”ということがある。宇宙を表現する“庭”や樹木をシンボリックに表す“盆栽”などがその例である。煌びやかな京人形も、そんなミニチュア化文化を象徴する。
もともと人形は、“ひとがた”と呼ばれ、疫病をはらったり災厄の身代わりを願うなど信仰の対象物として用いられていた。それが、宮廷文化が盛んになる平安時代に姫君たちの“ひいな遊び”の道具となり、江戸時代になると大名などがこぞって雛人形をつくるようになった。そして、現在は民衆の文化的風習として根づいているのである。

貴族文化のお膝元の京都で、人形の製作工程は細分化され専門化され、職人の腕は熟練していった。時代を超えて愛される気品と趣きを持つ京人形は、職人の技術の練磨と妥協を許さない姿勢から生み出される。その伝統を受け継ぎつつ、人形づくりの枠を超えて生活全般に活かそうとしているのが「京人形み彌け」。武者人形の技を駆使したバッグには、匠の意気が込められている。

京人形 み彌け
■宇治店
住 宇治市小倉町南堀池103-53
電 0774-22-5008
営 10:00~18:00
休 年末年始 ※夏季は日曜定休
■伏見店
住 京都市伏見区西大手町307
電 075-604-0308
営 10:00~18:00
休 火曜
http://www.kyoto-miyake.co.jp

Category: 京都, 京都府, 日本工芸