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SPAC

2016年9月27日

静岡から世界へ交流する舞台芸術センター SPAC

Shizuoka Performing Arts Center(SPAC)は、1977年にこの静岡の地に誕生した日本初の公立文化事業団。芸術総監督は宮城聰。「ミョーに分かりやすいものは、すべて疑おう」の精神のもと、演劇を、教育や社会活動にまで幅広く結び付け、地域に演劇文化を根付かせている。

 

SPAC看板女優、たきいみきさんに聞く!

「いかに人間が豊かに生きるか。そんな人間性を稽古で育む、それが演劇です」とおっしゃる。都会を離れて舞台と向き合うことで、一段とスケールの大きな俳優に。「三代目りちゃあど」では、二役を演じ、細い体からはうかがい知れない力強い声で、確かな演技力を見せた。本誌のインタビューに「バリ島などでアジア的空気をつかむ稽古を積んだおかげです」と微笑んだ。

たきいみき

大阪府出身。文楽好きが高じて演劇を目指す。06年よりSPAC在籍。SPAC総監督宮城聰作品の舞台に多数出演。SPAC俳優陣のリーダー格である。

 

 

SPACが主催する「ふじのくに⇄世界演劇祭」が2016年4月29日から5月8日まで開催された。全7公演のうち、最初に観たのが『三代目、りちゃあど』、野田秀樹の傑作である。日本語と英語、インドネシア語がリズムカルに飛び交う超一級の舞台であった。そして夜には『イナホとナバホの白兎』を野外で観劇。こちらはアメリカ先住民と日本の神話の相似性を演劇化した宮城聰の意欲作である。肉体性、音楽性が抜群のSPACの力が存分に発揮されていた。ほかにも5公演あり、8カ国の一流演劇人が集結。国内では稀有な演劇祭となっている。

 

SPAC-静岡舞台芸術センター

〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4    

TEL : 054-203-5730 | FAX : 054-203-5732

E-MAIL : mail@spac.or.jp  | WEB : http://spac.or.jp

 

 

Category: Vol.25, 地域情報, 静岡