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京都

伝統の技を時代に生かした 新しい感性の漆器を世界に発信

伝統の技を時代に生かした 新しい感性の漆器を世界に発信

“麗しい”という言葉が転じたとも言われる“漆”。漆器は、海外では“japan”と呼ばれ、日本を代表する工芸品として世界に知られている。中でも京漆器は、とりわけ薄い木地を用い、入念な下地を施し、洗練された優美な蒔絵が施され […]

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約400本のボビンが踊りながら生み出す美の織物

約400本のボビンが踊りながら生み出す美の織物

立体的な織り目としなやかな強さが魅力の三軸織物は、通常の織物が縦糸と横糸の二軸で織られるのに対し、縦糸と60度の角度で二軸の糸が織り込まれる。三軸の糸が安定した正六角形に交差するので、繊細な模様がつくれるとともに強度と伸 […]

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生命の神秘さえ感じさせる窯変の美「花結晶」

生命の神秘さえ感じさせる窯変の美「花結晶」

桃山時代の慶長年間(1590年代)というから、すでに約400年の歴史を持つ京焼。かつては粟田口や八坂、音羽、御室などにも窯があったが、時代の流れとともに清水だけが残り、現在は京都市東山区、京都市山科区の清水焼団地、宇治市 […]

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絢爛豪華な伝統美を洋のセンスでリファイン

絢爛豪華な伝統美を洋のセンスでリファイン

「染めの着物に織の帯」と言われる和の正装。織とは最も品格が高いとされる西陣の錦のことを指す。雅を愛する人から憧憬を受けて止まない西陣織の歴史は古く、源流は5世紀末に遡るという。発展した地が、応仁の乱(1467年)で山名宗 […]

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一つひとつの珠に丹精を込めて煩悩を絶つ

一つひとつの珠に丹精を込めて煩悩を絶つ

人間の認識を表す六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)に感情である好・嫌・平(どちらでもない)、それに状態を示す浄・汚、時制をあらわす過去・現在・未来。これらの数(6×3×2×3)を掛けると108。これが仏教でいうところの煩悩の […]

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時代を超えて愛される小さき粋を今に伝える

時代を超えて愛される小さき粋を今に伝える

日本文化の特徴のひとつに“小型化”ということがある。宇宙を表現する“庭”や樹木をシンボリックに表す“盆栽”などがその例である。煌びやかな京人形も、そんなミニチュア化文化を象徴する。 もともと人形は、“ひとがた”と呼ばれ、 […]

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茶の湯、能、歌舞伎……伝統文化に彩りを添える「華」

茶の湯、能、歌舞伎……伝統文化に彩りを添える「華」

奈良時代に権威の象徴や魔除けとして、中国より伝えられたという和傘。当時のものは、天蓋や覆いのような形状で、閉じることができず、貴人に差しかけて使われていた。和傘が雨具として一般化したのは江戸時代中期(18世紀)に入ってか […]

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和装の完成度を決める美を多くの人に

和装の完成度を決める美を多くの人に

日本の古い諺に“画竜点睛”というのがある。中国・梁の張僧よう(ちょうそうよう)が、龍を描いて、その睛(ひとみ)を書き加えたところ、龍が天に昇ったという故事から転じて、物事を完璧にするための最後の仕上げのことをいう。 帯締 […]

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布地が見せる変幻自在の表情は匠たちの交響曲(シンフォニー)

布地が見せる変幻自在の表情は匠たちの交響曲(シンフォニー)

“括り粒”と呼ばれる小さな隆起やしわ、模様と地の繊細なにじみ……見る角度や着る人のからだの曲線によって、さまざまに表情を変える京鹿の子絞り。布を摘み、糸できつく括ることから“布を苛めてつくる”といわれている。括り粒は、一 […]

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最もトラディショナルで、<br />最もアヴァンギャルド 「京都伝統工芸」

最もトラディショナルで、
最もアヴァンギャルド 「京都伝統工芸」

「行く河のながれは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、ひさしくとどまりたる例(ためし)なし……」。下鴨神社の神官の流れをくむ鴨長明は『方丈記』で世の無常を河の流れに喩えて綴 […]

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